VPNのメリット3選!会社の課題解決にVPNが大活躍!

セキュリティや通信速度、回線品質など、企業が抱える通信インフラの問題はVPNを導入することで解決できる可能性があります。VPNとはインターネット回線や閉域網などを利用してプライベートLANを構築する技術のことです。

物理的な専用線はコストがかかりすぎるし、かといって通常のインターネット回線にそのままデータを流すのは危険と思っている場合は、ぜひVPNの検討をしてみてください。今回はVPNのメリットを3つ取り挙げ、企業が抱える業務改善にどのように役立つかを説明します。

通信環境の安全性は重要!みんなは情報漏えいリスクを気にしている?

インターネットを利用する際につきまとう情報漏えいの危機。リスクを気にしている人はどのくらいいるのでしょうか?

【質問】インターネット利用において、情報漏えいのリスクを気にすることはありますか?

【回答結果】
はい:90
いいえ:10

調査地域:全国
調査対象:【年齢】20 - 29 30 - 39 40 - 49 50 - 59 60
調査期間:2017年06月07日~2017年06月14日
有効回答数:100サンプル

インターネット利用において、情報漏えいのリスクを気にすることはありますか?

★9割の人がネット上の情報漏えいリスクを気にしている!
アンケートの結果、100人中90人が情報漏えいのリスクを気にしていることがわかりました。

・気軽に使えるし便利な反面、クレジット決済とかを安易に行い過ぎている気がする。パスワードを使い回しているところもあるので。(40代/女性/正社員)

・常に情報漏えいの危険がないか気にして行動しています。ブログに位置情報が載った写真をどんどんアップしている人を見ると危機感を感じます。(50代/女性/専業主婦(主夫))

インターネットは気軽に使える反面、思ってもみないところで情報漏えいの被害に遭う可能性があると感じている人が多いようでした。

逆に情報漏えいのリスクを気にしていない人はどのような意見なのでしょうか。

・自分でできるセキュリティ強化はきちんとしているので気にしない。入力事項が企業側から漏れたとしても、漏れて困る情報は初めから書かないようにしている。(30代/女性/無職)

セキュリティ対策をしていることからくる安心感があるようですね。

「はい」の回答では、情報漏えいのニュースを耳にすると怖くなるという人が多数でした。ネット通販を利用する際にも不安感が強くなるようです。

メリット1:通信環境の安全性が高まる!

VPNの安全性の秘密はトンネリングとカプセル化にあります。トンネリングとはネットワーク上にある2点を仮想的な回線で直に結ぶことです。2点をトンネルでつなぐように見えることから、トンネリングと呼ばれています。

VPNでは通信するパケットを別のパケットで包み込むことで暗号化します。これをパケットのカプセル化と言い、カプセル化されたパケットはVPNのトンネルを通り相手に届きます。

カプセル化やトンネリングが行われる際にデータが暗号化されるため、データ通信中の盗聴やデータ改ざん、情報漏えいなどのリスクが軽減されます。インターネットVPNは公衆回線を使っているのに、セキュリティ面で安定している理由がここにあるのです。

また、IP-VPNは基本的に暗号化しませんが、閉域網を利用しているので高い安全性を保持しています。外部の通信網を利用していてもセキュリティ対策がしっかりしているのが、VPNのメリットのひとつと言えます。

メリット2:コスト削減が実現!

VPNが世の中に登場する前は、企業間のネットワークは専用線という物理ネットワークでつながれていました。拠点が離れれば離れるほど社内ネットワークを構築するのは難しく、高額な経費と時間がかかります。そのため、専用線を利用していたのは大手企業や官公庁などの組織に限られていました。

VPNは専用線を使っている企業にとって大幅なコストダウンが見込める仕組みです。特にインターネットVPNはコストの安さが自慢ですので、その削減効果はかなり大きいものになるでしょう。導入する際はVPN接続ルータを拠点の数だけ用意すればいいので、初期費用も抑えられますし、運用コストも安くなります。

専用線は拠点同士の距離によってコストが変わりますが、インターネットVPNやIP-VPNは拠点同士の距離によってコストが変わることはありません。専用線の最大のメリットである安全性も、IP-VPNであれば同じように担保できます。

メリット3:モバイル環境からのアクセスも容易!

VPNのメリットは出先のPCやスマートデバイスから社内データに容易にアクセスできることです。拠点同士をつなぐ拠点間接続はVPNルータを使いますが、会社と個人のスマートデバイスをつなぐのはルータとVPN接続機能を持ったソフトウェアです。

リモートアクセスVPNを利用することにより、外出先にいても素早くデータ取得ができます。スマートデバイスから社内サーバに情報を送信することもできますので、データの一元管理が可能です。

企業によっては、グループウェアやワークフローなどのサービスを導入していることもあるでしょう。VPNはそれらのサービスとも相性が良いのがポイント。グループウェアもワークフローもそれぞれセキュリティ対策は施してありますが、VPNを導入すればネットワークの面でも安心です。

政府も推奨しているテレワークや在宅勤務でも、安全なネットワーク環境のなかで仕事ができます。場所を問わない利便性がVPNのメリットです。

デメリットはないの?

VPNにもデメリットがないわけではありません。たとえば、セキュリティ面の対策はしてあるとはいっても、専用線と比較すると弱くなることは確かです。

インターネットVPNは暗号化によるセキュリティ強化はあるものの、公衆回線を使っているという点を不安視する人もいるでしょう。また、インターネットVPNの場合、公衆回線を利用している関係上、時間帯や場所によりVPN通信速度が遅くなる場合もありますし、セキュリティ対策のための暗号化はルーターのCPUを使いますので、通信スピードに影響は出る場合もあるでしょう。

これらのデメリットを解消するのであればIP-VPNがおすすめです。セキュリティ、回線品質、回線速度について、IP-VPNは通信事業者の閉域網を利用しますから、専用線と近い環境で利用できます。

☆まとめ

VPNはコスト面でも利便性でも専用線を上回るメリットを持っています。専用線と比較したときに得られるメリットは何か、逆に譲れない要素は何かなどをしっかりと見極めるようにしてください。また、業務形態にあったVPNを選ぶことも大切です。

導入することで現場の業務効率や業績アップが実現すれば、会社全体に良い影響を与えるでしょう。VPNのメリットや特徴を理解して、導入に向けて前向きに検討してみてはいかがでしょうか。

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