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column_642020.10.03

テレワークをしている社員に聞いてみた 3つの良いところ/悪いところ

著者:情シスマン
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これからテレワーク(リモートワーク)や在宅勤務を始めようと考えている方は非常に多いと思います。「会社で行っていた業務は家でできるの?」「会議はどうしたらいいの?」「コミュニケーションはどうやって取るの?」テレワークを始めるにあたって、こういった不安や悩みを持っている方は少なくないはずです。

弊社でも去年から在宅勤務を始めた社員がおります。今回は、実際に在宅勤務をしている橋本さんに、在宅勤務で感じた3つのメリットとデメリットをインタビューしてみました!

--それでは、橋本さん。まずは普段どんな業務をしているのか教えていただけますか?

橋本さん:電話やメールでお客様の定期フォローをしています。
サービス終了のご案内や、イベントやセミナーへご参加いただいた方へフォローコールなども行ってます。

--テレワークを始めたきっかけはなんでしょう?

橋本さん:妊娠・出産・育児を機にテレワークをスタートしました。
最初は妊婦特有の体調不良が理由でテレワークを開始させてもらいました。
育休から復帰した今は会社までの通勤時間が1時間30分以上かかり、保育園のお迎えに間に合わないため、引き続きテレワークをしています。

--テレワークはどこで行っているのでしょうか?

橋本さん:いつも自宅です。リビングの横にデスク付きのスペースがあるのですが、そこで行ってます。カフェで仕事したいなと考えた時もありましたが、電話での業務が多い点を考えると、お客さま情報を守るためにも自宅が最適かなと思っています。

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自宅で業務を行う橋本さん

--在宅勤務なんですね!実際にやっていて感じたメリットはどんなところでしょう?

橋本さん:在宅勤務には、メリットがたくさんありますが、3つあげるとしたら...
まず一番は通勤時間の短縮です!
育児や家事をしながら仕事をするには無駄な時間をうまく省かないといけないと思っています。おかげで子供たちと接する時間も増えましたし、お迎え要請があったときにもすぐに対応できます。
自分自身のライフワークバランスを考えたときにいい手段だと考えています。

つぎにタイムリーなところでいうと、コロナウイルスの感染経路を減らせる点がありがたいなと思っています。
先日電車で「テレワークを厚労省が推奨しています。」って音声が流れて驚きましたが、確かに電車は感染リスクが高いですよね。
インフルエンザなども含めて自宅、会社にウイルスを持ち込まない、という点もいいと感じています。

最後に、テレワークに慣れてきて最近感じるメリットですが、仕事に集中しやすいです。
自宅でほぼ毎日誰もいない環境で仕事をしているので、お客さまに電話する際に余計な話声が先方に聞こえることもないです。
お客さまから実際に「なんか全然雑音がしないね」といわれたこともあります。
入力作業や報告書作成などは、黙々と入力することもできます。
一人で淡々と行う業務は、むしろ会社にいる時より効率的かもしれませんね。

メリット①

通勤時間を短縮!家事や子供と接する時間が増えるようになった!

メリット②

ウイルスの感染リスク軽減できる!

メリット③

自分の業務に集中できる!

--それでは、つぎに在宅勤務で困っていることはありますか?

橋本さん:目の前に人がいればちょこっと聞ける質問や雑談などの情報収集源が少ない点ですね。
Chatを使っていますので、適宜質問はしていますが、それでも社内にいたほうがやはり情報が入ってくるとは思います。

あと、テレワーク始めたときに困ったのは、仕事のスイッチの入れ方です。
最初のころは仕事開始の意識を持つのに時間がかかり、集中できない時もありました。
今は自宅にいるからといって気を抜かず、メイクして服着替えて、あと勤怠管理システムで出退勤をするようになってからはかなりスイッチオンオフできるようになりました。
勤務中は家事はしない!ということも仕事を意識するために行ってます。

次に自分がどんな業務をしているのかチームメンバーが把握できないという点です。
自分がどんなスケジュールで一日を過ごしているか知ってもらっていたほうが、業務が効率的かどうか見てもらいやすいですよね。
私の場合はカレンダーに一日の業務内容を時間ごとに入力して共有するようにしています。
自分で一日のスケジュール立てるのにも役立っています。

デメリット①

雑談で得られる情報収集源がない!

デメリット②

仕事スイッチのオンオフ切り替えが最初大変!

デメリット③

業務内容や進捗が把握されづらい!

--ありがとうございます。
ここからはテレワークを始めようとしている方が、不安に思っていることについて聞かせてください。

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株式会社 USEN Smart Works 橋本 絢加 さん

前ページでは、テレワークの良いところ/悪いことについてお話頂きました。ここからは、テレワークを始めようとする方がよく気にしていることを聞いていきたいと思います。

--まず、会議はどうしてますか?

橋本さん:会議は週に一度出社するタイミングで行うことが多いです。テレワーク時に急遽対面で話がしたいときは Hangout ※でつないでいます。 携帯電話でテザリングしてPCでつないでますが、相手や周りの様子がきれいに見えてます。1:1の会議だったら Hangout だけでもいいんじゃない?ってぐらい。 コロナの関係もあって、週5テレワークの週もあったのですが、Hangoutで十分でした。
※Hangout:ハングアウト。G Suite の機能の1つでチャットのこと。資料共有しながら音声通話も可能

--お客様に連絡を取ると仰ってましたが、どのようにされてますか?

橋本さん:メールは G Suite を使ってWEB経由で確認しているので、自宅でも確認、返信できています。
電話は会社から支給されたiPhoneを使っています。
電話先のリストはスプレッドシートかkintoneで作成していてどこにいてもリストは確認できるようになっています。
そのコールリストと会社全体の顧客データベース参照しながら電話をしています。

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--社内と在宅だとモチベーションに変化はありますか?

橋本さん:正直変わりますね。
社内にいると同僚や上司の意見が自然と聞こえてくるので、会社や同僚が何を目指しているのか常にくみ取りやすいですよね。
でもテレワークだとそういった社内にいるからこそ入ってくる情報が少ないんですよね。
常にリアルタイムで会社や組織としての目標を共有してもらえると、モチベーションが上がります。
Goolge+で社内の情報発信はされているので、それを活用してアンテナを張りつつ、それ以外でも情報を集めることは普段から心がけています。
今後もモチベーションを保つ目的もあって、週1回ぐらいは会社に出社していきたいと思っています。

--社内と社外で情報の格差はあると思いますか?

橋本さん:先ほども少し触れましたが、情報格差は感じます。
最新情報が入るのが社内にいるよりも遅くなるのは仕方ないと感じています。
その分Google+やメルマガなどで知った最新情報について、よく知らないことはすぐに調べるようにはしています。
そうしないときっと情報格差は広がってしまうと思うので、気を付けています。

特に商材の勉強は、お客さまに様々なご案内をする身としては必須です。
弊社の場合営業社員向けに定期的に研修を行っていて、すべてHangout meetで録画しているのでそれを後日見るようにしています。
お客さまにご案内するには最適な最新情報が入ってくるので、重宝しています。

情報伝達という点では、そんなに不便は感じません。
外に出ていることが多い営業メンバーとのコミュニケーションは、元々Chatや電話が多かったので、問題ないですね。
あとは業務の進み具合や進め方で戸惑った時には上司にすぐChatで確認して情報伝達を行うようにしています。 込み入った話になるときには、電話で別途コミュニケーションをとるようにしています。
業務進捗の確認は自分に任されている業務の一覧をスプレッドシートで毎日確認するようにしています。

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ガイドラインに沿ったテレワークソリューションの特徴とその選定のポイントとは

テレワークが普及したことで、リモートアクセス、リモートデスクトップ、仮想デスクトップなど、企業はさまざまなテレワークソリューションを取捨選択するようになりました。それぞれどういった特徴があるのか?メリットデメリットは?結局どれが自社に適しているのか?など、未だに迷われている企業も多いのではないでしょうか? 本資料は、テレワークソリューションの選定にお悩みの方、テレワークソリューションの特徴を整理したい方向けにその解決のヒントとなることを目的に作成しています。本資料を通じて、アフターコロナ時代の安全・安心、そして快適なテレワーク環境の構築について改めて考えてみてはいかがでしょうか?
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