クラウドサーバを導入する4つのメリットと2つのデメリット

クラウドサーバは、オンプレミスにはないさまざまなメリットがありますが、同時にオンプレミスのほうが優れている点もあります。社内に新しいシステムを導入する際は、メリットとデメリットの両方を確認したうえで検討することが大切です。今回はクラウドサーバのメリットとデメリットを取り挙げ、それぞれの特徴を説明します。

クラウドサーバ導入が業務にもたらす好影響とは?

クラウドサーバを導入することによってどのように業務改善されたのか、アンケートを実施しました。

★業務効率化が進むクラウドサーバの導入

【質問】
クラウドサーバの導入でどのような業務が効率化されましたか?

【調査結果】
フリー回答

調査地域:全国
調査対象:【年齢】20 - 29 30 - 39 40 - 49 50 - 59 60 【職業】個人事業主 公務員 正社員 派遣社員 経営者
調査期間:2017年06月07日~2017年06月14日
有効回答数:102サンプル

・大容量データのやり取りやバックアップ作業などがスムーズになった。(40代/男性/正社員)

・離れた所でも作業の共有化が出来て便利になった。(30代/男性/個人事業主・フリーランス)

・一番は情報管理そのものが作業的に楽になったし、難しい作業や負担が軽くなりました。(30代/男性/正社員)

・社内、社外問わずにクラウドサービスにアクセスできるのでどこででも仕事ができます。(40代/男性/個人事業主・フリーランス)

・重要書類を除く書類や資料などを郵送、メールする手間が省けた。(30代/男性/個人事業主・フリーランス)

クラウドサーバ導入によるメリットは人によって違いはあるものの、一定レベルの業務効率化が実現できているようですね。雑多な業務や手間から解放されることで、仕事の自由度が格段に上がることもあるでしょう。どこにいても情報の共有ができたり仕事ができたりするのは、特に外回りの多い営業にとってメリットが大きいようです。

クラウドサーバ導入における4つのメリット

クラウドサーバの大きなメリットの1つはコストが安いことです。一般的に初期費用が安く抑えられていることが多く、月額費用も従量制を選べば利用分のコストのみで済みます。オンプレミスの場合は初期費用が高額になりがちで、企業規模によっては導入を断念するケースもあります。

クラウドサーバの2つ目のメリットとしては、拡張性が高いことです。たとえば、大規模なECサイトを運営している場合、セール時期になると集中的にアクセスが増加し、サーバの処理が追いつかない事があります。クラウドサーバであれば、一時的にサーバのスペックを上げて大量のアクセスを処理することが可能です。オンプレミスの場合では、スペックを上げるには再度サーバを構築しなおす必要があります。

3つ目のメリットとして、情報共有が容易になったことです。パソコンやスマートフォン、タブレットなどさまざまなデバイスからひとつのサーバにアクセスし、同期することによってコンテンツやファイルを共有することも可能です。インターネット回線があればどこにいても共有できるため、仕事の効率が上がるでしょう。

4つ目にあげられるのは、オンプレミスでは大変だったサーバメンテナンスもクラウドサーバであれば不要なことです。このように、クラウドサーバは手間も時間もコストも省ける画期的なシステムと言えるでしょう。

クラウドサーバ導入における2つのデメリット

クラウドサーバのデメリット1つ目はオンプレミスと比較するとカスタマイズ性が落ちる点です。オンプレミスはすべてを自社で構築しますが、クラウドサーバは事業者が提供するサービスに依存するため、カスタマイズできる範囲は限定されます。

2つ目はクラウドサーバにアクセスするにはオンライン環境が必須であることです。クラウドサーバを利用することで、どこにいてもデータや情報の共有ができるのがメリットですが、それはオンライン環境にあることが大前提です。地下鉄やインターネット回線の届かない地域などではクラウドサーバの恩恵を受けることはできません。

2種類あるクラウドの違いとメリットを理解しよう

クラウドサービスにはパブリッククラウドとプライベートクラウドの2種類があります。パブリッククラウドとは、企業や個人などさまざまなユーザに向けて提供されるクラウドサービスのことです。パブリッククラウドの事業者は、自社で用意した巨大なサーバ群を1つのサーバに見せる仮想サーバを用意し、それを不特定多数のユーザが共有して使います。パブリッククラウドのメリットはアカウントを作成すると即座に利用可能なこと。コストも安く、サーバのメンテナンスは事業者が行ってくれるため手間がかかりません。

これに対して、プライベートクラウドは、1つの企業を対象にクラウドサービスを提供します。クラウド上の専用サーバになるため、オンプレミス型サーバのような自由なカスタマイズ性があります。クラウドの利用を検討するにあたり、日本ではオンプレミス型のような閉じたサーバ空間を好みます。そのため、大企業や、基幹系のシステムではパブリッククラウドよりプライベートクラウドを選ぶ企業が多い傾向にあります。セキュリティ面でも信頼度が高く、その企業にあったセキュリティポリシーを構築できます。反面、パブリッククラウドよりも導入や運営のコストは高くなる傾向にあり、長期間契約が基本であることから導入の際は慎重に検討する必要があるでしょう。

☆まとめ

セキュリティ面で不安視されることの多いクラウドサーバですが、導入にかかる時間やコストに関して負担が少なく済むメリットがあります。オンプレミス型が望ましいけれど物理的にネットワーク構築が難しい場合は、プライベートクラウドを利用するのも良いでしょう。サーバにどのくらいの経費をかけられるのか、自社の業務内容からどちらのほうが使い勝手が良いのかなどを検討したうえで導入しましょう。

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