2020.06.16
Episode24
登場人物
Joshisu Man
ジョーシスマン
Dr. Protocol
ドクター・プロトコル
にのまえ はじめ
ニノマエ ハジメ
多田野部長
タダノブチョウ
前回、閉域網を利用するIP-VPNを導入し、ネットワークの遅延問題を解決したにのまえ。朝の繁忙時間帯でもメールのやりとりがスムーズ、クラウドサービスも快適に使えると、社内の評判も上々であった。めずらしく部長からお褒めの言葉もいただき、久々の平穏に浸るにのまえ。しかし、それは束の間のことにすぎなかった。のんびりと構える彼の前に、新たなる問題が立ちはだかる。それは、ある部署からの強烈なクレームであった──
にのまえ はじめ
部長、どうしたっていうんですか、血相を変えて。
多田野部長
クレームが来たんだよ、ネットワークが遅いってな。
にのまえ はじめ
そ、そんな、バカな。だってIP-VPNを導入してから評判も上々だって…
だから部長も今度の僕のボーナスUPは間違いなしっていってたじゃないですか。
多田野部長
そんなことは知らん。
なにしろ今度のクレームは技術開発部からのものだぞ。技術開発部といえば、年頭の社長挨拶でも「わが社の命運を握る」と強調していた部署だ。
いわば社長のお墨付き、そんな部署のクレームをないがしろにするわけにはいかないんだ!!
いいな、にのまえくん、ボーナスのことは一旦忘れて早急に解決するんだぞ!
にのまえ はじめ
早急にって…IP-VPNを導入したばかりだっていうのに。
もう僕にはどうすればいいか、わからないよ。(うう…僕のボーナスが…)
Dr. Protocol
クックック…困ってるね、はじめくん。
にのまえ はじめ
あっ!お前はDr.プロトコル!
お前のせいか、このネットワーク遅延は!!
にのまえ はじめ
大量のデータをインターネット経由で?
たしかに、今回クレームをあげてきている技術開発部は、ある特定の外部研究機関と大量の技術データをやり取りしている。
なにしろ昨今のAIブームで、その扱うデータ量は、数年前とはけた違いの大きさらしいし…
でも、それじゃどうすれば…
Dr. Protocol
クックック…今回は私が手を下したわけではない。
そっちが勝手に膨大なデータを流しているだけだ。
その困った顔が見たかったんだよ、はじめくん。さて、マトリクスを取り出してっと、エネルギーいただきぃ♪
~Dr.Protocol Equipment②:エネルギーレーダー&コンバーター“マトリクス”~
"マトリクス"とはDr.プロトコルの発明品で、エネルギーレーダー&コンバーターの役目を果たす機器である。
Dr.プロトコルは、困り果てた情シスの負のエネルギーを変換し、ある秘密の目的のために収集しているのであった。
Joshisu Man
Dr.プロトコル、そこまでだ!
Dr. Protocol
やっ、キサマ、JoshisuMan!いつの間に。
こうなったらさっさとエネルギーをいただいちゃおう!
Joshisu Man
そうはさせるか、光ファイバーテイル!
Dr. Protocol
ギャッ、腕が!
光ファイバーテイルの一撃を受けたDr.プロトコルの腕から、マトリクスがこぼれ落ちた。
Dr. Protocol
クッ、今回は退散するが、それでもはじめくんの苦境は解決しないもんねぇ〜っ!
ざまぁみろ。
にのまえ はじめ
ああ、どうしましょう、JoshisuManさん。
Dr.プロトコルは退散してくれたけど、問題は残ったままですよ。
このままじゃ、僕のボーナスが…
Joshisu Man
まったく、はじめはすぐネガティブになるな…
私に任せておけ!
Joshisu Man
いいか、いくぞ、はじめ。
今回はこれだ!光ファイバーテイル!
「光プライベイトアクセス」を召喚!
~JoshisuMan Equipment①:光ファイバーテイル~
光ファイバーを束ねたようなウィップ型ソード。
ひと振りでネットワークにまつわるアレコレを解決できる
Joshisu Man
はじめ、光プライベイトアクセスという専用線サービスで解決できるぞ!
【導入】~KEYWORD~
──── 「専用線」 ────
専用線とは、ある特定の拠点間を物理的、あるいは論理的に1対1で接続するサービス。
帯域を占有できるため、高品質で広帯域の通信が可能。
専用線は費用が高い、というイメージがあるが、昨今では利用の拡大と技術進歩のおかげで、比較的低価格で利用することができるようになった。
さらにサービスも多様化しており、コストを考慮したうえで用途に見合ったサービスを選択できる。
にのまえ はじめ
専用線?拠点間を直接つなぐサービスですよね?
でも、JoshisuManさん、専用線って高いんじゃ?
Joshisu Man
その点は大丈夫だ。最近は利用が拡大し、技術が進歩したこともあって、たとえば東京23区内なら10万円前後が相場だ。
にのまえ はじめ
10万円前後…それじゃ、僕の給料でも引けますね!!
Joshisu Man
はははっ、飯が食えなくなるがな。
にのまえ はじめ
失礼な!そこまで安月給じゃないですよ。
それはそうと、今回の技術開発部って、Gbps単位(1秒間に数ギガビット)のデータをやり取りしているらしいんです。
そんな大量のデータでも専用線なら大丈夫ですか?
Joshisu Man
大丈夫、光プライベイトアクセスなら、10Gbpsまで対応可能だ。
速いだけじゃないぞ、帯域を占有するから、セキュリティも万全だ。
にのまえ はじめ
それはいいですね!
今回対象となるデータは、技術データという機密性の高いものなので、占有なら安心です。
それに専用線ってことは、社内ネットワークとは分離しているってことですよね。
技術データをやり取りしているくらいだから信頼のおける取引先ではあるけど、やっぱり外部から社内にアクセスできる経路をつくるのは極力避けたいですからね。
Joshisu Man
外部からの侵入にはよほど凝りているらしいな、はじめ。
そのとおりだよ、可能な限り外部からの経路はふさいでおいたほうがいい。
にのまえ はじめ
それじゃ、技術開発部と取引先との拠点間接続は専用線で実施することとして…
でも、はたして10Gbpsも必要なのかなぁ。
大量とはいっても、以前はたしか1Gbpsを超えたくらいとかいってた気が…
Joshisu Man
心配性だな、はじめは。
光プライベイトアクセスは1Mbps~10Gbpsの間から必要な帯域を選択できるから、必要以上に大容量のプランを契約して料金が高額になりすぎることはない。
相場よりも低価格で利用できるプランもあるから安心しろ。
にのまえ はじめ
そうなんですね!
それならきっとうちの会社にちょうどいい専用線が見つかりますね!
Joshisu Man
そうだな。
専用線とはいえ、今は帯域保証だけじゃなく、ベストエフォート型やバースト型などもある。
コストと性能のバランスを考えて、ベストなサービスを選ぶことができるぞ。
にのまえ はじめ
わかりました。部長に相談してみます!
Joshisu Man
よし、これで問題解決だな。
おっと、いかん、そろそろ会議の時間だ、失礼するぞ!
強い情シスが企業を伸ばす!また会おう!
さらばだ!
【解決】~ICT SOLUTION!~
特定の拠点間で大容量データのやり取りをする際には、専用線がおすすめだ。1対1で接続するため、安定した通信が可能になる。
「USEN GATE 02-光プライベイトアクセス」であれば、AWS や Microsoft Azure などの各種クラウド環境にもダイレクト接続が可能だ。今後はオンプレミスからクラウドへの移行がますます進むと考えられるので、クラウド化の応用としても光プライベイトアクセスの利用を検討することをおすすめしたい。
「USEN GATE 02―光プライベイトアクセス―」
・1対1で接続するため、安定した通信が可能
・1Mbps~10Gbpsというラインナップで、最適なスペックを最適な価格で導入可能
・AWS や Microsoft Azure などの各種クラウド環境へダイレクト接続が可能
TO BE CONTINUED…
多田野部長
にのまえくん、にのまえくん!
ボーっとしてる場合じゃないぞ!