比較検討の結果「光ビジネスアクセス」を選定。品質に全く問題ありません

日用雑貨メーカーとして防虫剤・芳香剤・除湿剤といった生活用品でお馴染みのエステー株式会社様(以下、エステー)。

97年、専用線を使って本社経由でインターネットに接続。しかし数年後、ブロードバンドの普及により、顧客からメガ単位のデータがメールで

送信されるようになりました。当然、トラフィックは遅延。社員からは 「ビジネスで使う回線がなんでこんなに遅いんだ」と不満の声が上がり始めました。

「最初は良かったんですよ。当時はダイヤルアップが主流で、128kbpsの専用線を入れた時はこんなに速いの?とみんな驚きましたから。でも、徐々に各拠点でインターネットを利用する人が増え、128kbpsでは容量が足りなくなっていきました」

しかし諸条件とコストから、なかなかブロードバンドへの移行に踏み切れないまま5年が過ぎました。

「2002年頃からはインターネットがないと何も情報が入ってこない、お得意先との連絡にも支障が出るように変わっていました」

社内からも、コストがかかっても回線を入れ替えようとの声が上がるようになりました。その頃、エステー化学の本社がある地区にUSENの100Mbps光ファイバ「光ビジネスアクセス」が開通。その案内により専用線と変わらない金額で光ファイバ環境へ移行できると知った由上氏は、移転のタイミングでもあったので、今が通信環境を変更するチャンスと、光ファイバの導入を検討し始めました。大手各社を含めた比較検討の結果、複数の固定IPアドレスを使った場合に最も価格が安いUSENの「光ビジネスアクセス」に決定したとのことです。

「普通はキャリアとプロバイダの両方が必要ですから、キャリア側の工事が終わっても、プロバイダ側が開通していないため回線が使えなかったりします。

USENさんはPPPoE等の設定も必要なくEthernetケーブルを差し込むだけ、というのがいいですよね」申込み後のプロセスについても満足とのこと。

「導入も移転も円滑に進みました。配線工事の手配まですべてやってもらいました。工事でも全くトラブルもなく、本当に助かりました」

現在、エステー本社と各拠点は通信業者のIP網を使ってネットワーク同士を接続するIP-VPNで結ばれています。

「インターネットの出口は各拠点に用意するのではなく、すべて本社のプロキシサーバを通り『光ビジネスアクセス』経由でつなげています。

こうすると、データが必ず本社のサーバを通過するため、アクセスコントロール等データの制御が容易に行えます。またメールの送受信にも利用していますよ」

各拠点は基本的にルータでIP網に接続していますが、RDセンター等の大規模な拠点と本社の間には広域イーサネット等の高速回線を導入。

「通信回線が止まったことはありませんし、品質には全く問題ありません」現状の問題は社内環境。これを整えてより快適な通信環境を構築したい、とのこと。

また、将来は全国の拠点をインターネットVPNとIP電話で結びたいと考えているようです。USEN光ファイバはさらに活用されることでしょう。

^{※本導入事例に記載されている内容は2004年9月現在のものです。}