【2025年最新】EDR徹底比較!プロが教える選び方とおすすめ製品

最近、ランサムウェアの被害が拡大しているニュースをよく目にしませんか?企業規模に関わらず、サイバー攻撃は日々巧妙化しており、従来のセキュリティ対策だけでは防ぎきれないのが現状です。
そこで注目されているのがEDRです。EDRは、エンドポイントを監視し、不審な挙動を検知・分析して、迅速な対応を支援するセキュリティソリューションです。
しかし、EDR製品は数多く存在し、どれを選べば良いかわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、EDRの基本から選び方、主要製品の比較まで、プロの視点から徹底解説します。この記事を読めば、自社に最適なEDRを見つけ、サイバー攻撃から会社を守るための第一歩を踏み出せるでしょう。
はじめに
なぜ今EDRが必要なのか?
近年、企業や組織を狙うサイバー攻撃は、その手口をますます巧妙化させています。かつて主流だったウイルス感染による情報漏えいやシステム破壊に加え、ランサムウェアによる身代金要求、サプライチェーン攻撃、標的型攻撃など、その種類も多様化の一途をたどっています。
巧妙化するサイバー攻撃の現状
一昔前であれば、セキュリティソフトを導入し、定期的にアップデートしていれば、ある程度の脅威を防ぐことができました。しかし、現代のサイバー攻撃は、セキュリティソフトの検知を巧妙に回避するものが増えています。
ゼロデイ攻撃、ファイルレス攻撃、多段階攻撃、サプライチェーン攻撃などの攻撃は、従来のセキュリティ対策をいとも簡単に突破し、企業に深刻な損害を与える可能性があります。
従来のセキュリティ対策の限界
従来のセキュリティ対策は、主に「入口対策」と「出口対策」に重点を置いていました。
入口対策は、ファイアウォールやIPS/IDSなどにより、外部からの不正アクセスを遮断する対策のことで、出口対策は、Webフィルタリングやメールセキュリティなどにより、内部からの情報流出を防ぐ対策のことです。
これらの対策は、一定の効果を発揮するものの、巧妙化するサイバー攻撃に対しては、限界が見え始めています。
シグネチャベースの検知の限界
シグネチャベースの検知は、既知のマルウェアに対しては有効ですが、未知のマルウェアや亜種には対応できません。
つまり、従来のセキュリティ対策だけでは、現代のサイバー攻撃から企業を守りきれないのです。
EDRが果たす役割
そこで注目されているのが、EDR(Endpoint Detection and Response)です。EDRは、エンドポイント(PCやサーバーなど)を常時監視し、不審な挙動を検知・分析することで、サイバー攻撃の早期発見と迅速な対応を支援します。
EDRは、従来のセキュリティ対策を補完し、より強固なセキュリティ体制を構築するための重要な要素となります。現代のサイバー攻撃から企業を守るためには、EDRと従来のウイルス対策ソフト(EPP)を組み合わせて導入することが重要と言えるでしょう。

この記事でわかること
本記事では、複雑化するサイバー攻撃から企業を守るために不可欠なEDRについて、選び方のポイントと具体的なサービスの比較をご紹介します。
EDRの選び方のポイント
EDR製品は多種多様であり、自社の環境やニーズに合った製品を選ぶことが重要です。本記事では、EDR製品を選ぶ際に考慮すべき5つの重要なポイントを詳しく解説します。
- 検知・防御能力:対応可能な脅威の種類、検知方法、防御機能など
- 運用・管理のしやすさ:管理画面の使いやすさ、自動化機能、他システムとの連携など
- パフォーマンス:システム負荷、スキャン速度、オフライン環境での動作など
- サポート体制:サポート時間、サポート内容、日本語対応など
- ベンダーの信頼性:実績、評判、将来性など
これらのポイントを理解することで、自社に必要な機能を明確にし、最適なEDR製品を選ぶための判断材料を得ることができます。
主要EDR製品の比較
市場には多くのEDR製品が存在しますが、それぞれの特徴や強みは異なります。本記事では、主要なEDR製品を比較し、それぞれの製品のメリット・デメリットを明らかにします。
製品比較を通じて、自社の環境に最適なEDR製品を見つけるためのヒントを得ることができます。
本記事を読み進めることで、EDRに関する知識を深め、自社に最適なEDRを見つけ、サイバー攻撃から会社を守るための具体的な行動を起こせるようになるでしょう。
EDRとは?基本と重要性を理解する
サイバー攻撃が高度化・巧妙化する現代において、企業の情報資産を守るためには、従来のセキュリティ対策に加えて、EDRの導入が不可欠となっています。ここでは、EDRの基本と重要性を理解するために、その定義、仕組み、解決する課題、そして導入のメリット・デメリットについて解説します。
EDRの定義と仕組み
EDRとは、エンドポイントにおける不審な挙動を検知し、分析、対応することで、サイバー攻撃による被害を最小限に抑えるためのセキュリティソリューションです。従来のセキュリティ対策が「入口対策」に重点を置いていたのに対し、EDRは「侵入後の対策」に重点を置いています。
EDRの主要機能
- 検知:エンドポイントにおける不審なプロセス、通信、ファイル操作などをリアルタイムに監視し、異常な挙動を検知します。シグネチャベースの検知だけでなく、振る舞い検知や機械学習などの高度な技術を用いることで、未知のマルウェアやファイルレス攻撃なども検知可能です。
- 分析:検知されたイベントを分析し、攻撃の兆候や影響範囲を特定します。複数のイベントを関連付けて分析することで、より高度な攻撃を検知することができます。
- 対応:分析結果に基づいて、感染したエンドポイントの隔離、悪意のあるプロセスの停止、ファイルの削除などの対応を行います。自動対応機能により、迅速な対応が可能となり、被害の拡大を抑制します。
エンドポイントとは?
エンドポイントとは、企業ネットワークに接続されたPC、サーバー、スマートフォン、タブレットなどのデバイスのことです。これらのデバイスは、サイバー攻撃の侵入経路となる可能性があり、EDRによる監視・保護が必要です。
EDR製品比較:選び方の5つのポイント
ポイント1:検知・防御能
EDR製品を選ぶ上で、最も重要な要素の一つが「検知・防御能力」です。なぜなら、EDRの主な役割は、サイバー攻撃を早期に検知し、被害を最小限に抑えることだからです。
対応可能な脅威の種類
EDR製品が対応できる脅威の種類は、製品によって異なります。自社が直面する可能性のある脅威を洗い出し、それらに対応できるEDR製品を選びましょう。
- マルウェア:既知のマルウェアだけでなく、未知のマルウェアや亜種にも対応できるか。
- ファイルレス攻撃:ファイルを使用しない攻撃(PowerShell スクリプトなど)を検知できるか。
- ランサムウェア:ランサムウェアの感染を検知し、暗号化を阻止できるか。
- 標的型攻撃:特定の組織や個人を狙った攻撃を検知できるか。
- 内部不正:従業員による不正な操作や情報漏えいを検知できるか。
EDR製品によっては、特定の種類の脅威に特化している場合や、特定の業界に特化した機能を提供している場合もあります。
検知方法(振る舞い検知、機械学習など)
EDR製品がどのように脅威を検知するのかも重要なポイントです。
- シグネチャベース検知:既知のマルウェアのパターン(シグネチャ)と照合して検知する。誤検知が少ないが、未知のマルウェアには対応できない。
- 振る舞い検知:プロセスの挙動や通信パターンなどを監視し、異常な活動を検知する。未知のマルウェアにも対応できる可能性があるが、誤検知が多い場合がある。
- 機械学習:過去のデータから学習し、異常な挙動を予測して検知する。高精度な検知が可能だが、学習データが必要。
近年では、複数の検知方法を組み合わせることで、より高度な脅威に対応するEDR製品が増えています。
防御機能(自動隔離、遮断など)
EDR製品が脅威を検知した後、どのような防御機能を提供しているかも重要です。
- 自動隔離:感染したエンドポイントをネットワークから隔離し、被害の拡大を防ぐ。
- プロセスの停止:悪意のあるプロセスを強制的に停止する。
- ファイルの削除:悪意のあるファイルを削除する。
- 脆弱性対策:脆弱性を悪用した攻撃を防ぐ。
- ロールバック:感染前の状態にシステムを復元する。
EDR製品によっては、これらの防御機能を自動的に実行できるものもあれば、手動で実行する必要があるものもあります。自動化された防御機能は、迅速な対応を可能にし、セキュリティ担当者の負担を軽減します。
ポイント2:運用・管理のしやすさ
EDR製品は、導入して終わりではありません。継続的に運用・管理していく必要があります。そのため、EDR製品を選ぶ際には、運用・管理のしやすさも重要なポイントとなります。
管理画面の使いやすさ
EDR製品の管理画面は、セキュリティ担当者が日常的に利用するものです。そのため、直感的で分かりやすく、使いやすい管理画面であることは非常に重要です。
- 情報の見やすさ:ダッシュボードで重要な情報が一目で確認できるか。
- 操作の容易さ:必要な操作を簡単に行えるか。
- カスタマイズ性:必要な情報を表示するようにカスタマイズできるか。
- 日本語対応:日本語で利用できるか。
管理画面が使いにくいと、分析に時間がかかったり、誤操作が発生したりする可能性があり、セキュリティ対策の遅延につながる可能性があります。
自動化機能
EDR製品には、様々な自動化機能が搭載されています。これらの機能を活用することで、セキュリティ担当者の負担を軽減し、より効率的な運用が可能になります。
- 脅威の自動検知:異常な挙動を自動的に検知する。
- インシデントの自動分析:検知されたインシデントを自動的に分析し、影響範囲を特定する。
- 対応策の自動実行:感染したエンドポイントの隔離や悪意のあるプロセスの停止などを自動的に行う。
- レポートの自動作成:定期的にレポートを自動作成する。
自動化機能が充実しているEDR製品を選ぶことで、セキュリティ担当者はより高度な分析や対策に集中することができます。
他システムとの連携
EDR製品は、他のセキュリティシステム(SIEM、ファイアウォール、IPS/IDSなど)と連携することで、より効果的なセキュリティ対策を実現できます。
- SIEMとの連携:EDRの検知結果をSIEMに連携し、より包括的な分析を行う。
- ファイアウォールとの連携:EDRの検知結果に基づいて、ファイアウォールの設定を自動的に変更する。
- インテリジェンスフィードとの連携:最新の脅威情報をEDRに反映させる。
EDR製品が、自社で利用している他のセキュリティシステムと連携できるかどうかを確認しましょう。
ポイント3:パフォーマンス
EDR製品は、エンドポイント上で常に動作するため、システムへの負荷が少ないことが重要です。また、迅速な脅威検知のためには、スキャン速度も重要な要素となります。さらに、インターネットに接続されていないオフライン環境でも適切に動作するかどうかも考慮すべき点です。
システム負荷
EDR製品がエンドポイントのシステムリソース(CPU、メモリ、ディスクI/Oなど)に与える負荷は、業務効率に直接影響します。システム負荷が高いと、エンドポイントの動作が遅くなり、従業員の生産性が低下する可能性があります。
- CPU使用率:EDR製品がCPUをどれだけ使用するか。
- メモリ使用量:EDR製品がメモリをどれだけ使用するか。
- ディスクI/O:EDR製品がディスクへの読み書きをどれだけ行うか。
PoC(Proof of Concept)を実施する際には、実際の業務環境でEDR製品を動作させ、システム負荷を測定することをおすすめします。
スキャン速度
EDR製品のスキャン速度は、脅威を迅速に検知するために重要な要素です。スキャン速度が遅いと、脅威がシステムに侵入してから検知されるまでの時間が長くなり、被害が拡大する可能性があります。
- フルスキャン時間:エンドポイント全体をスキャンするのにかかる時間。
- クイックスキャン時間:よく知られた脅威をスキャンするのにかかる時間。
- リアルタイムスキャン:ファイルのアクセスやプロセスの実行をリアルタイムで監視する速度。
EDR製品によっては、スキャン対象をカスタマイズしたり、スキャン時間をスケジュールしたりすることができます。
ポイント4:サポート体制
EDR製品は、高度なセキュリティ知識を必要とするため、導入後もベンダーからの手厚いサポートが不可欠です。特に、インシデント発生時には迅速な対応が求められるため、サポート時間やサポート内容、そして日本語対応の有無は重要な選定ポイントとなります。
サポート時間
サイバー攻撃は、時間や曜日に関係なく発生します。そのため、24時間365日のサポート体制が理想的です。少なくとも、自社の業務時間に対応したサポート時間を提供しているベンダーを選びましょう。
- 24時間365日対応:常にサポートを受けられるか。
- 平日日中対応:平日の業務時間内にサポートを受けられるか。
- 時間外対応:営業時間外や休日にサポートを受けられるか。
- 対応時間:問い合わせから回答までの時間。
インシデント発生時の対応時間も確認しておきましょう。
サポート内容
サポート内容も、EDR製品の選定において重要な要素です。技術的な問い合わせだけでなく、導入支援や運用支援、教育サービスなど、幅広いサポートを提供しているベンダーを選びましょう。
- 技術サポート:製品に関する技術的な問い合わせに対応してくれるか。
- 導入支援:製品の導入を支援してくれるか。
- 運用支援:製品の運用を支援してくれるか。
- 教育サービス:製品の使い方やセキュリティに関する教育を提供してくれるか。
- インシデント対応支援:インシデント発生時に対応を支援してくれるか。
サポート内容の詳細については、ベンダーに直接問い合わせて確認することをおすすめします。
日本語対応
EDR製品の多くは海外製であるため、日本語対応の有無は重要なポイントです。日本語でのサポートを受けられるかどうか、ドキュメントや管理画面が日本語化されているかどうかを確認しましょう。
- 日本語サポート:日本語でサポートを受けられるか。
- 日本語ドキュメント:日本語のドキュメントが用意されているか。
- 日本語管理画面:管理画面が日本語化されているか。
日本語対応が不十分な場合、問題解決に時間がかかったり、誤った設定をしてしまったりする可能性があります。
ポイント5:ベンダーの信頼性
EDR製品は長期にわたって利用するものであるため、ベンダーの信頼性は非常に重要です。実績、評判、将来性を考慮し、安心して利用できるベンダーを選びましょう。
実績
ベンダーの実績は、その製品やサービスの品質を測る上で重要な指標となります。
- 導入実績:過去にどれだけの企業に導入されているか。
- 受賞歴:業界での受賞歴や評価はどうか。
- 顧客満足度:既存顧客からの評価は高いか。
- 事例紹介:導入事例や成功事例が公開されているか。
導入実績が多いほど、製品の安定性や信頼性が高いと考えられます。また、受賞歴や顧客満足度が高いほど、製品やサービスの品質が高いと考えられます。
評判
ベンダーの評判は、インターネット上のレビューや口コミ、業界関係者の意見などを参考にすることができます。
- レビューサイト:製品レビューサイトでの評価はどうか。
- SNS:SNSでの評判はどうか。
- 業界関係者の意見:業界関係者からの評価はどうか。
- ニュース記事:ベンダーに関するニュース記事や報道はどうか。
ただし、レビューや口コミは主観的な意見であるため、鵜呑みにせず、複数の情報を総合的に判断することが重要です。
将来性
EDR製品は、常に進化し続ける脅威に対応するために、継続的なアップデートが必要です。そのため、ベンダーの将来性も重要な評価ポイントとなります。
- 技術力:研究開発に力を入れているか。
- ビジョン:将来的なビジョンや戦略を持っているか。
- 財務状況:経営が安定しているか。
- サポート体制:長期的なサポート体制を構築しているか。
技術力が高く、将来的なビジョンを持っているベンダーは、長期にわたって安心してEDR製品を利用できると考えられます。
おすすめEDR製品4選
ここでは、ニーズに合わせて4種類のおすすめEDR製品をご紹介します。
- Cybereason(サイバーリーズン)
- CrowdStrike(クラウドストライク)
- セキュアエンドポイントサービス(Va)
- セキュアエンドポイントサービス
Cybereason(サイバーリーズン)
EDR+EPP(NGAV)機能を備え、幅広い攻撃に対応
EDR機能だけでなく、EPPの中でもより高度な検知が可能なNGAV(次世代アンチウイルス)機能を備えています。既知の攻撃、未知の攻撃、ファイルレス攻撃、ランサムウェア、脆弱性を悪用した攻撃、スクリプトを悪用した攻撃など、幅広い攻撃に対応可能です。
エンドポイントから収集した大量の振る舞いデータをAIによる独自のロジックにより分析し、高い検知率を誇ります。
複数の端末に対しても、ワンクリックで、プロセスの停止やファイルの隔離、レジストリの削除を行うことができます。
わかりやすいダッシュボードと日本語対応
わかりやすいダッシュボードで、組織内で進行する攻撃を直感的に把握できます。
インシデント解析結果を自動解析し、概要を抽出することができます。日本語対応のレポートをワンクリックで自動作成することもできます。
端末へのCPU負荷を抑えながら、瞬時にビッグデータ解析
センサーは収集データのアップロード、検知サーバーからの指示による軽い処理のみを実施します。解析処理は検知サーバー上で実施するため、端末へのCPU負荷を低く抑えることができます。通信量も1日に5~25MB程度(メール数通分)のため、社内ネットワークに影響しません。
脅威を瞬時に検知するために、常時毎秒800万クエリをビッグデータ解析します。
専門アナリストによるマネージドサービス
MDR(脅威監視対応サービス)という、専門アナリストによるエンドポイント監視・解析サービス(脅威検知と対応のマネージドサービス)があります。
日本法人があり、もちろん日本語に対応しています。
日本政府が求める厳しいセキュリティ基準をクリア
Cybereason EDR/MDRサービスは、政府情報システムのためのセキュリティ評価制度であるISMAPに登録されています。政府が求める厳しいセキュリティ基準を満たしており、高いレベルでセキュリティ対策を実施できます。
また、サイバーセキュリティの分野で、重要な役割を果たしている国内外の主要なアナリスト、リサーチ会社、製品テスト機関が高く評価しており、EDRの国内市場シェアで1位を獲得しています。

CrowdStrike(クラウドストライク)
EDR+EPP(NGAV)機能に加え、脅威ハンティング機能も
EDR機能だけでなく、AI(機械学習)にて既知・未知のマルウェアに対応できるNGAV(次世代アンチウイルス)機能を備えています。さらに、24時間365日、人の目による監視「脅威ハンティング(OVER WATCH)」も行っており、EPPやEDRだけでは検知できない脅威にも対処できます。
クラウドネイティブなサービスなので、世界中のイベントから脅威を分析し、即座に世界中の脅威対象を共有可能です。
あらゆる環境を1つのプラットフォームで管理
PC、サーバー、仮想マシン、クラウド、モバイルなど、あらゆる環境を1つのエージェント、1つのプラットフォームで管理できます。
IT資産管理と連携することで、未管理端末の洗い出しや、リスクのあるアプリケーション/アカウント/資産の可視化、システムリソース、OSのセキュリティ設定、ドライブの暗号化状況などの可視化が可能です。また、AIネイティブのSOCプラットフォームと連携し、導入・管理から、分析・脅威ハンティング、インシデント対応を一貫して、行うことができます。
端末やネットワーク環境への負荷は最小限
CPU使用率は数%未満、使用メモリは約40MB、通信量は10MB程度と、端末やネットワーク環境の負荷を高めません。
マネージドサービスにより、運用までお任せ
マネージドサービスのMDRにより、運用をお任せすることができます。脅威の検知だけでなく、対処まで任せられるので、負荷なく運用することができます。
日本法人があり、もちろん日本語に対応しています。
第三者機関から、業界を牽引するリーダーとの評価を獲得
テクノロジー、ビジネス、そして組織に関する調査レポートを提供する市場調査会社であるForresterやGartnerから、3年連続でエンドポイントセキュリティ業界を牽引するリーダーと指名されました。
また、アメリア連邦政府から資金提供を受けた複数の研究開発センターを運営する非営利企業MITRE ATT&CKが行ったテストでは、高い検知力を示しました。

セキュアエンドポイントサービス(Va)
EDR+EPP(NGAV)に加え、機械学習を利用したディープガードを搭載
EDR機能だけでなく、EPPの中でもより高度な検知が可能なNGAV(次世代アンチウイルス)機能を備えています。ランサムウェア、ゼロデイ攻撃、ファイルレス攻撃、LotL攻撃などに対応しています。
ディープガードを中心とした多層防御により最新の脅威もブロックできます。
リスクレベルに従い、アラートがリアルタイムで通知されます。監視および隔離は、EPPエージェントがリアルタイムで対応します。
様々なOSを一元管理
管理画面からPC、モバイル、サーバー等の様々なOSを一元管理することができます。
運用を任せられるマネージドサービスを用意
MSSというマネージドサービスが付帯しているので、運用まで任せられます。

セキュアエンドポイントサービス
EDRに加え、IT資産管理やMDMといったデバイス管理機能に強み
アンチウイルスとEDR、IT資産管理、MDMがセットになったクラウド型のエンドポイントセキュリティサービスです。パターンファイルに頼らない、AIを用いたマルウェア対策が可能です。流行中のマルウェアなどがネットワークに潜伏していないかをIoC(Indicator of Compromise)などをもとに調査できます。
正常なファイル、マルウェアファイルなど、数億個のファイルから抽出した約700万もの特徴を機械学習させた独自のアルゴリズムによって、既知、未知を意識せずに高精度な検知を実現します。
各機能の情報やアラートを一元管理できる独自のポータルサイトを用意
各製品の管理画面に加え、独自のポータルサイトで確認できます。各機能の情報やアラートを一元的に閲覧できるため、エンドポイントのセキュリティ状況を迅速に把握できます。
セキュリティインシデントへの対応を行うSOCサービスと連携することで、エンドポイントのインシデント検知から調査までをワンストップでサポートを受けられます。
低いCPU使用率とメモリ使用量で、快適な操作を実現
CPU使用率は5%未満、メモリ使用量は40MB程度と、ユーザー操作は阻害されず、常に軽快なPC動作が可能です。

EDR製品の導入は、企業にとって不可欠なセキュリティ対策です。しかし、自社の環境に最適な製品を選ぶには、十分な情報収集と比較検討が欠かせません。
この記事が、皆様のEDR製品選びの一助となれば幸いです。常に最新の脅威動向を把握し、最適なEDR製品で強固なセキュリティ体制を構築しましょう。
USEN GATE 02 ではさまざまなEDR製品を提供しています。EDRの導入をご検討中の方はお気軽にご相談ください。
