2026.08.21
CISA が実際に悪用された脆弱性4件を対策優先カタログに追加
米国国土安全保障省のサイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁(CISA)は米国時間の2026年8月18日、実際にサイバー攻撃で悪用された証拠がある「既知の悪用された脆弱性(KEV)カタログ」に、新たに4件の脆弱性(CVE-2026-33824、CVE-2026-55040、CVE-2026-59310、CVE-2026-65400)を追加したと公表しました。追加されたのは、Microsoft や Broadcom などのシステムに含まれる高リスクな脆弱性とのことです。
手口としては、今回追加されたようなシステムの深刻な不具合を悪用し、外部から認証を回避して侵入したり、システムを完全に制御したりするというものです。攻撃者は、多くの組織で利用されているファイル共有サービスや仮想化サーバーなどの弱点を突き、不正アクセスを行うとされています。
こうした脅威の背景にあるのが、日々発見される膨大な脆弱性への対策遅れです。全ての脆弱性に一律に対処するのは困難なため、実際に攻撃に悪用されている「今そこにある危機」を特定し、優先度の高いシステムから迅速に修正パッチを適用していく手法が根本的な解決策として推奨されています。
CISA Adds Four Known Exploited Vulnerabilities to Catalog|CISA
www.cisa.gov
企業向けのアドバイス
- 自社が導入しているソフトウェアや機器の脆弱性情報を定期的に収集することをお勧めします。
- 全ての脆弱性を一律に対処せず実際の悪用リスクが高いものを優先して修正してください。
- 外部公開されているサーバーやネットワーク機器のパッチ適用を最優先で見直してください。
掲載されているアドバイスはあくまで参考情報です。サイトのご利用にあたってをご覧のうえ、ご活用ください。
執筆者

サイバーセキュリティラボ 編集部
サイバーセキュリティラボとは、中堅・中小企業がセキュリティの課題を理解し適切な対応をとれるよう支援するため、USEN&U-NEXT GROUPのUSEN ICT Solutionsに設立された情報発信の組織です。サイバーセキュリティラボ 編集部には、セキュリティエンジニアやネットワークエンジニア、セキュリティサービスを販売するセールスなど、さまざまなメンバーが在籍しています。
