プロフィール
eラーニングからASP事業までSIビジネスを支える「光ビジネスアクセス」
さくら情報システム株式会社様(以下さくら情報システム)は金融だけでなく一般企業も対象としたコンサルティングとソフトウェア開発及びシステム運用を行っています。最近、目黒から日本橋へと本社が移転、それに合わせて光ファイバを導入しました。移転前はメール用に128kbps、社員がWebにアクセスするために1.5Mbpsの専用線を各1本ずつ利用。速度等、利用面での不満はなかったそうですが、月々50万円近いコストの軽減が課題となっていました。
導入のポイント
100Mbps光ファイバがeラーニングを可能に
移転に合わせてネットワークも刷新することになり、インターネット回線についても光ファイバの導入を基本としてプランを立てました。そこで付き合いのあった回線業者やプロバイダのサービスを4~5社比較検討することになったようです。
「決め手はコストでした。USENの『光ビジネスアクセス』は他社に比べて圧倒的に安かったんですね。すぐに決めても良かったのですが、当然、信頼性も見なければなりません。そこで営業担当の人から詳しい話を伺うとともに、付き合いのある会社でUSENさんの回線を導入しているところや自宅でUSENさんの回線を引いている社員からも評判を聞きました。結果『安心で低価格』と確信できました」
さくら情報システムは伝統的に社員教育に力を入れています。2004年9月から社員のスキル向上のため、新たにeラーニングを開始することになっていました。
「eラーニングシステムは外部の業者から提供されるものなので外部サイトを利用します。全社員が対象である上、教材として動画を使用するので、トラフィックの増加が予想されていました。光ファイバなら、そのトラフィックに十分対応できます。『光ビジネスアクセス』導入のタイミングがずれていたら、eラーニングの実施は難しかったでしょうね」
成果と今後の展望
ビジネスに欠かせないプラットフォーム
「光ビジネスアクセス」にはウェブサーバ、メールサーバ、テスト用サーバがつながっています。
「私どもはデータセンターを用意し、AAAという財務会計サービスやHRAという人事給与システムを、インターネットを通じて提供しております。開発は本社で行っており、インターネット経由でデータセンターにアクセスすることもあります。テスト用サーバではデータセンターに送る前のアプリケーションのテスト等を行っています」
さくら情報システムのビジネスではASPを始め、インターネットを通じて提供するソリューションのウェイトが大きくなっています。そのプラットフォームが「光ビジネスアクセス」。安定した回線品質が評価された結果でしょう。同社のようにサーバを多用するSI事業者にとっては固定IPを低価格で利用できることも重要なポイントとのことでした。今後はインターネットVPNを使って、拠点間を結ぶことも検討されているそうです。
※本導入事例に記載されている内容は2004年9月現在のものです。