2025.07.22
ユニデンホールディングス、サーバーへの不正アクセスで情報漏えいの可能性を公表
ユニデンホールディングス株式会社は2025年7月17日、同社が運用するサーバーに対する不正アクセスがあり、その結果としてランサムウェアに感染していたことを明らかにしました。この影響により、顧客や取引先、従業員に関する情報が外部に漏えいした可能性があると公表しています。
同社の発表によると、不正アクセスが発生したのは2024年8月29日であり、事案の判明後、ユニデンホールディングス株式会社は社内の専門部署と外部の専門機関と連携し、原因や被害の範囲について調査を進めた結果、攻撃対象のサーバーがランサムウェアに感染していたことが確認されました。
今回のケースでは、暗号化されたデータの中に、顧客情報や社内関係者のデータが含まれていたことが分かっています。
ただし同社によれば、暗号化されたデータはもともと高度な暗号処理が施された状態で保管されており、外部の専門家の見解としても「第三者による解読や閲覧は困難である」と確認されているとのことです。現時点で実際に情報が流出したかどうかについては明言されておらず、漏えいの可能性があるという段階にとどまっています。
ユニデンホールディングス株式会社は今回の事態を受けて、再発防止に向けた対策を講じるとしています。具体的には、監視体制の強化や社員への情報セキュリティ教育の徹底など、社内全体で情報管理の強化に取り組む方針を示しています。
当社におけるランサムウェア被害についてのご報告とご説明|ユニデンホールディングス株式会社
unidenholdings.jp