2025.11.05
日本経済新聞社の業務用チャット「Slack」に不正ログイン、1万7368人分の情報が流出した疑い
株式会社日本経済新聞社は、業務の一部で利用しているビジネスチャット「Slack」に対して、外部からの不正ログインがあったことを2025年11月4日に公表しました。
公表によると、社員の個人保有のパソコンがウイルスに感染したことで Slack の認証情報が流出し、その情報をもとに社員のアカウントに不正ログインがされたとのことです。流出した可能性のある情報は、Slack に登録されていた氏名やメールアドレス、チャット履歴など1万7368人分とされています。
同社は、同年9月に被害を把握し、パスワードを変更するなどの対策を実施したとのことです。また、報道・著述目的の個人情報は漏えい時の報告義務などの個人情報保護法の適用を受けないものの、事案の重要性や透明性の確保を考慮し、個人情報保護委員会に任意で報告を行ったとしています。公表時点において、取材先や取材に関する情報の漏えいは確認されていないとのことです。
同社は、今回の事態を深刻に受け止め、個人情報の管理を一層強化し、再発防止を徹底するとしています。
業務用チャット「スラック」への不正ログインと情報流出について|株式会社日本経済新聞社
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