2026.04.27
市立奈良病院への不正アクセス疑いで診療を一部制限、個人情報の漏えいは確認されず
奈良市は2026年4月22日、市立奈良病院において外部からのサイバー攻撃と思われる異常な通信が検知され、電子カルテを含む一部システムを停止し診療制限を行ったことを公表しました。
第一報によると、同年4月21日深夜にネットワーク監視装置が異常な通信を検知したため、該当する電子カルテ及び関係するサーバーをネットワークから物理的に切り離し、調査を開始したとされています。この影響により、原則として外来診療が停止されたほか、4月22日午前3時からは救急受け入れ(ER)が全面的に停止されるなどの制限が生じたとのことです。
その後発表された第二報によると、国・県・警察及び専門ベンダーと連携し調査と復旧作業を進めた結果、全ての端末の安全性が確認されたと公表されています。ネットワーク監視装置による初動対応での検知および遮断が機能したため、公表時点において個人情報の漏えい、データ破損、ウイルス感染などの被害は確認されていないとのことです。
同院は、同年4月23日より病棟における電子カルテの利用を部分的に再開し、同年4月24日より外来診療、入院診療、救急受け入れ(ER)を含む通常診療を再開しています。また、システムの完全復旧及び今後の再発防止に向けて取り組む方針も示しています。
市立奈良病院へのサイバー攻撃の疑いによる診療体制の一部制限と現状について(第1報)
www.city.nara.lg.jp

市立奈良病院へのサイバー攻撃の疑いによる診療体制の一部制限と現状について(第2報)
www.city.nara.lg.jp
