2025.06.10
富士高分子工業、海外子会社がランサムウェア感染被害を発表
富士高分子工業株式会社は2025年6月3日、同社の海外子会社であるFUJIPOLY Hong Kong Ltd.(以下、FPHK社)が、外部からの不正アクセスを受け、ランサムウェアに感染したことを発表しました。
同社の発表によると、FPHK社において2025年5月26日、一部サーバーが正常に機能しなくなるという事態が発生し、調査の結果、外部からの不正アクセスが原因であり、何者かがランサムウェアを実行してデータを暗号化したことが判明したとのことです。
FPHK社は被害が判明した後、直ちに当該サーバーの使用を停止し、ネットワークから遮断する措置を講じ、現在は全ての端末に対してセキュリティチェックを実施し、異常がないことを確認しています。また、被害を受けたサーバーに格納されていたデータは汎用的なものであり、事業や業務運営に支障は生じていないとも発表しています。
富士高分子工業株式会社では、今後、公表すべき新たな事実が判明した場合には、速やかに報告するとしています。
海外グループ会社サーバーへの不正アクセス発生についての御報告|富士高分子工業株式会社
www.fujipoly.co.jp