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2026.06.12

Instagram のDM暗号化機能が、米国法規制への対応を背景に廃止

米国時間2026年5月8日、 Instagram のダイレクトメッセージ(DM)におけるエンドツーエンド暗号化機能が廃止されました。この暗号化は送信者と受信者のみが内容を読める仕組みですが、今後は運営元の Meta がメッセージにアクセス可能となるため、第三者による閲覧を防ぐというプライバシー保護の利点が失われます。

Meta はこの機能廃止の理由が利用者が少ないことであるとしていますが、IT動向に詳しい専門家らは、米国で施行された法律「Take It Down Act」への対応が真の狙いだと指摘しました。同法は、同意なく投稿されたディープフェイク画像などを被害者の申告から48時間以内に削除するようプラットフォームに義務付けるものですが、メッセージが暗号化されたままでは運営側が有害なコンテンツを検知できず、法令を遵守できない事情が絡んでいるとみられています。

対象ユーザーのアプリ内には、過去のチャット履歴をダウンロードするための案内が表示されるとのことです。

Instagram removed end-to-end encryption for DMs. What should users do?|Security Affairs
securityaffairs.com
Instagram removed end-to-end encryption for DMs. What should users do?|Security Affairs
企業向けのアドバイス
  1. 顧客の発送先住所など、Instagram のDMで個人情報を扱う場合は、安全な業務用ツールへの移行をご検討ください。
  2. 不要になったDM上の顧客情報や業務連絡のデータは、速やかに削除することをお勧めします。
  3. 取得した履歴は個人の端末や外部のクラウドを避け、保護された社内環境へ保存することを推奨します。

掲載されているアドバイスはあくまで参考情報です。サイトのご利用にあたってをご覧のうえ、ご活用ください。

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