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2025.05.19

宮城学院女子大学でランサムウェア感染 全学ネットワークを遮断、授業は通常実施

2025年5月12日朝、宮城学院女子大学において学内サーバーの一部がランサムウェアに感染し、これを受けて全学的なネットワーク遮断措置が取られたことが明らかになりました。この影響により、一部のシステムが利用できない状況が続いていますが、授業は通常通り実施されています。

同大学では、12日朝に1台のサーバーが異常停止したことをきっかけに、ネットワーク障害に気づきました。調査の結果、ファイル拡張子や設定の改変が確認され、ランサムウェアの感染が判明。その後、複数のサーバーでも同様の感染が確認され、感染の拡大を防ぐため、全学的にネットワークを遮断する対応が決定されました。

ネットワーク遮断により、教務システムやポータルサイト(UNIPA)など学務関連のオンラインサービスが一時的に利用できない状態となりましたが、大学の公式Webサイトおよびメールシステムは引き続き利用可能であり、大学からの連絡手段として活用されています。

現在、外部の専門業者がアクセスログなどを分析しており、ネットワークの復旧には10日程度を要する見込みです。被害の範囲や情報流出の有無については、調査が完了次第、改めて報告される予定です。

授業については、ネットワーク遮断中も通常通り継続されており、特に情報システムへの依存度が高い授業科目に関しては、代替手段の活用が教職員に通知されています。今後の授業に関する重要な連絡事項については、大学のホームページや構内掲示板を通じて周知されるとのことです。

ランサムウェア感染によるネットワーク遮断措置について|宮城学院女子大学
news.mgu.ac.jp
ランサムウェア感染によるネットワーク遮断措置について|宮城学院女子大学

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