2025.08.18
メルセデス・ベンツ日本、自動車保証管理システムにおける顧客情報流出の可能性を公表
メルセデス・ベンツ日本合同会社は2025年8月1日、同社が運営する自動車保証管理システムにおいて、顧客情報が外部に流出した可能性について発表いたしました。
発表によると、この問題は2025年7月19日から7月25日までの7日間、当該システムに保管されていたデータの一部が、外部から閲覧できる状態になっていたことが7月25日に判明したとのことです。原因は、システムのメンテナンス作業中に、データの閲覧制限に関する設定に不備があったためと説明されています。これにより、本来はアクセスが制限されるべき情報が、一時的に外部から閲覧可能な状態になっていた可能性があります。
今回の事案で影響を受ける可能性があるのは、同社の保証プログラムを解約したことがある約15,200人の顧客です。流出の可能性のある情報には、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、車台番号、自動車登録番号など、保証プログラムを解約する際に提出された個人情報が含まれるとのことです。
同社は現在、対象となる顧客に対し、メールまたは書面にて個別に連絡を進めているとのことです。また、メルセデス・ベンツ日本は、今回の事態を重く受け止め、情報セキュリティ運用の改善、厳重な社内体制の構築と強化を徹底し、高い安全性の確保と再発防止に努めるとしています。顧客への影響を最小限に抑えるべく、引き続き対応を進める方針です。
お客様情報流出の可能性に関するお知らせとお詫び|メルセデス・ベンツ日本合同会社
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