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2025.12.19

公益財団法人大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院がUSBメモリを紛失、患者1,162人分の個人情報が漏えいの可能性

倉敷中央病院は、患者の個人情報を含むUSBメモリを紛失し、情報漏えいの可能性があることを2025年12月15日に公表しました。

公表によると、同年12月3日に循環器内科及び心臓血管外科の手術に関する測定データを同院内の別部署へ移管するため、USBメモリに保存をしたところ、同年12月4日に所在不明となったとしています。本事態の発覚後、直ちに関係各所への捜索が行われましたが、公表時点で発見には至っていないとのことです。

紛失したUSBメモリには、2022年1月から2025年12月に同院でTAVI、TEER、LAAC術を受けた患者1,162人分の氏名、患者ID、年齢、体重、手術時検査値、測定波形図、術式が保存されていたとしています。住所や電話番号等の連絡先情報は含まれていないとのことです。

同院は、公表時点において、第三者による不正利用の報告はないものの、当該USBメモリは暗号化されておらず、情報漏えいの可能性は否定できないとしています。また、本事態を受け、個人情報保護委員会へ報告及び対象患者への通知を順次実施するとし、管理体制の見直し及び職員への教育を強化し、再発防止に努める方針を示しています。

USBメモリ紛失に関するお知らせとお詫び|公益財団法人大原記念倉敷中央医療機構倉敷中央病院
www.kchnet.or.jp

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