2025.05.29
株式会社井桁藤 サポート詐欺による不正アクセスで個人情報漏えいの可能性を公表
株式会社井桁藤は、2025年5月22日に同社の商品の販売業務に従事する従業員がサポート詐欺の被害に遭い、業務用パソコンが一時的に第三者による不正アクセスを受けたと発表しました。
発表によりますと、サポート詐欺の被害は2025年5月9日に発生しました。従業員がパソコンに表示された偽の警告に従い、第三者が遠隔操作するためのツールをインストールしたことが原因です。その結果、何者かが該当のパソコンを遠隔操作できる状態になったとのことです。
株式会社井桁藤は、不正アクセスが判明した後、直ちに該当のパソコンをインターネットおよび社内ネットワークから隔離しました。しかし、発生から不正アクセスが判明するまでの間に、情報が不正に閲覧された可能性は否定できないとしています。問題のパソコンには、同社の取引先担当者の氏名や電話番号、見積書や書類に記載された氏名などの情報が記録されていたとのことです。
現在、井桁藤は外部の調査会社と協力して、事態の詳しい状況を調査しています。現時点では、情報が実際に外部に流出したという明確な証拠は見つかっていません。しかし、同社は今回の事態を重く受け止め、再発防止のためにセキュリティ対策を強化する方針を示しています。
当社におけるサポート詐欺の不正アクセスに伴う情報漏えいのおそれがある事案の発生について | 株式会社井桁藤
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