2025.07.28
県立高校で情報共有アプリの招待メールを誤送信 一時的に他校生徒の氏名が閲覧可能に
2025年7月15日、群馬県立渋川女子高校において、情報共有アプリの招待メールを誤って他校の生徒に送信してしまう事案が発生しました。これにより、同校の生徒と誤送信先である県立高崎北高校の生徒の一部が、約10分間お互いの氏名を閲覧できる状態となっていたことが判明しました。
渋川女子高校の教員は、生徒向けにアプリ参加用の招待メールを送信する際、以前勤務していた高崎北高校の業務用アカウントを誤って使用。これにより、本来対象外である高崎北高校の3年生にも招待メールが送信され、情報共有アプリ上にアカウントが作成されました。教員はミスに気付き、即座にアカウントの削除を実施しましたが、結果的に渋川女子高校の生徒約50名と高崎北高校の生徒約10名が互いの氏名を閲覧できる状態となっていました。
両校では、生徒および保護者に対して謝罪と説明を行い、群馬県教育委員会は再発防止策として、全県立学校に対し業務用アカウントの運用点検や教職員の異動時のアカウント引継ぎ徹底を指示しました。なお、現時点で二次被害の報告は確認されていません。
県立高校における情報共有アプリへの招待メールの誤送信について|群馬県
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