2025.07.16
大阪市立小学校、児童35名の個人情報が誤って閲覧可能に 教員のミスでファイルアップロード
大阪市は2025年7月10日、市内の市立小学校において、6年生35名分の成績や名前などを含む個人情報が、児童が使う学習端末から見られる状態になり、情報が漏れていたと発表しました。
この問題は、同年7月8日午前10時ごろ、教員が個人懇談会用の資料をパソコンに保存するとき、誤って教職員だけが見られる場所ではなく、児童もアクセスできるフォルダにアップロードしてしまったことが原因です。翌日、資料の中に個人情報が記載されていることに気づいた保護者が学校に連絡し、発覚しました。
誤ってアップロードされたファイルには、児童の出席番号、名前、1学期のテストの平均点(国語・社会・算数・家庭科)、ノートの評価、さらに教員が個別に記載したメモなどが入っていました。対象となったのは6年生35人です。学校側はすぐに該当データを削除し、今後は校内のルールを再度徹底し、管理を強化するとしています。
今回の出来事について、大阪市教育委員会は今後このようなミスが起きないよう職員向けの指導を徹底するとしています。
報道発表資料 大阪市立小学校における個人情報の漏えいについて|大阪市
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