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テレワークをしている社員に聞いてみた3つの良いところ/悪いところ ~情シス編~

著者: 情シスマン
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目次

    ニューノーマル時代の働き方としてテレワークが主流となってきてはおりますが、「会社で行っていた業務は家でできるの?」「会議はどうしたらいいの?」「コミュニケーションはどうやって取るの?」等、不安やお悩みを抱える方は少なくないはずです。

    インサイドセールス部の仲村さんに続き、今月は管理部で情シス担当をしている鈴木さんにお話を伺ってみました!

    --まずは、どんな業務をされているかお聞かせいただけますか?

    鈴木さん:社内システムの開発・運用・保守を行っています。
    私は主に業務システムの改修をメインで行っており、社内のユーザからの要望を形にしてリリースするのが主な業務になります。
    各部署から様々な要望が上がりますが、要求定義の確認から始まり、要件定義の作成、開発・テスト、実装まで一連の作業を社内リソースだけで行っております。

    --現在のテレワークの頻度をお教えください。

    鈴木さん:普段は週1、2回の頻度でテレワークをしています。
    コロナでの緊急事態宣言による外出自粛期間では極力出勤を控えるため、ほぼ全期間テレワークをしています。

    --テレワークを始めた時期ときっかけをお教えください。

    鈴木さん:コロナの流行による緊急事態宣言にて2020年4月頃より本格的にテレワークを開始しました。

    --普段はどこでテレワークをされていますか?

    鈴木さん:主に自宅です。
    都内に実家があるため、土日に帰ってそのまま何日か実家でテレワークをする事もあります。

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    自宅で業務を行う鈴木さん

    --実際にテレワークを始めて良かった点はありましたか?3つお教えください。

    鈴木さん: 1つ目に、時間を有効利用できる事です。
    通勤に往復で2時間弱かかっており、その時間を削減できるのはとても大きいと思います。
    削減できた時間を別の事に利用できるので生活にゆとりができていると感じています。
    また、自宅にいないといけないちょっとした用事など、時間の融通が利くようになったので助かります。

    2つ目は、作業に集中できる事です。
    会社にいると、開発やテスト等集中を必要とする業務中に、声を掛けられてしまい業務も集中も途切れてしまうことがありましたが、自宅ではそういったことがなく自分の作業に集中できます。
    リフレッシュも自分のタイミングで手軽にできるので、作業効率があがっていると思います。
    また、独り言をぶつぶつ呟いていても、周りの人に迷惑かける事もないのでとても助かります。(笑)

    3つ目は、場所を選ばない事ですね。
    主に自宅で勤務していますが、外出自粛期間ではない時には、たまに都内の実家に帰って勤務したり、気分転換に近くのカフェで何時間か作業をしたりしています。
    場所を選ばずに仕事ができることは、自分にとっては大きな働き方改革となっています。

    メリット①
    時間を有効利用できる!

    メリット②
    作業に集中できる!

    メリット③
    場所を選ばない!

    --逆にテレワークで困ったことはありますか?こちらも3つお教えください。

    鈴木さん: 1つ目は、通信環境やネットワーク設定に依存することです。
    週1、2回のテレワークではあまり問題に感じることはありませんでしたが、外出自粛期間でテレワークが毎日続く事でデータ容量制限がかかり、困ったことがありました。
    また、業務で大きなサイズのファイル転送や大量処理の実行などもあり、その際はやはりオフィスと比べ大幅に時間がかかってしまいました。
    そのほか、セキュリティ上オフィスからのアクセスだけに制限されているリソースだということに、利用時になってはじめて気付いたこともありました。

    2つ目に、自宅の作業環境が整っていない事です。
    完全に自身の問題ではありますが、自宅に業務に向いているテーブルやイスがないため、長時間作業をしていると肩や腰が痛くなります。
    さすがに、そろそろちゃんとしたものを買おうと思っています。(笑)

    3つ目は、メリハリがなくなる事です。
    テレワークを長く続けていると、業務の開始と終了にメリハリがなくなってきているように感じます。
    たまに業務を切り上げるタイミングを見失い、ついつい残業してしまうこともあります。
    また、これはテレワークによる問題ではないかもしれませんが、自宅から出る機会も少なくなり気分も内にこもりがちになります。
    最近では朝、業務を開始する前に少し散歩をしたり、雨の日は自宅で筋トレなどをして、運動不足と共に解消するようにしています。

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    デメリット①
    通信環境やネットワーク設定に依存する

    デメリット②
    自宅の作業環境が整っていない

    デメリット③
    メリハリがなくなる

    --ありがとうございます。それでは、もう少し詳しいお話をお伺いしたいと思います。

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    株式会社 USEN ICT Solutions 管理部 システムG 鈴木 達也 さん

    --会議などはどのようにされているのですか?

    鈴木さん: Google Workspace の Google meet を利用しています。
    画面を共有しながら確認もできるため、問題なく意思疎通ができています。
    対面での会議では、まず会議室など場所の確保をし、それからモニターなど設備の用意をしていたため、会議を開始するまでの手間が多く、テレワークでの会議の方が効率的だと感じています。

    --取引先等、社外との連絡はどうされていますか?

    鈴木さん: メールまたは社用携帯で行っています。
    また代表電話への連絡もシステムの導入により自宅にて受けることができるようになりました。
    会議は主に先方のZoomを利用することが多いです。

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    社内で業務を行う鈴木さん

    --テレワークに変わって、モチベーションの変化はありましたか?

    鈴木さん:社内・テレワークに関係なく、ICTにより業務の目的・目標および作業の進捗状況などは常にチーム内で共有しコミュニケーションがとれる状態なので、モチベーションは変わらないです。

    --生産性という面では変化はありましたか?

    鈴木さん:テレワークをはじめたての頃は、これまでとの違いに戸惑いや不慣れがあり、作業が上手く進まない事もありましたが、今ではむしろテレワークの方が生産性があがっているように感じています。

    --最後に、社内との情報格差など、情報伝達の面で問題に感じる事はありますか?

    鈴木さん:情報の連絡、共有には Google Chat や Google Meet を利用しており、チーム内での細かな情報共有や個別での相談もすぐに確認できています。
    また全社や部の共有事項も、Google Meet で行われているので、情報の格差はないと思っています。
    テレワークをはじめたころは手軽に口頭で確認できないもどかしさがありましたが、慣れてしまえば資料や画面の共有も手軽にできるチャットやビデオ会議の方が便利だと感じています。

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    --ご協力いただき、ありがとうございました。

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